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レコーダー時刻設定方法

レコーダーはバッテリー内蔵の RTC チップで時刻をカウントしております。

使用している RTC チップの誤差は1日辺り ± 1秒以下となりますが、長期間時刻補正をせずに使用しているとレコーダーでの時刻と実際の時刻に大きなずれが生じます。

従ってレコーダー内の NTP 補正機能を使用し毎日自動で時刻修正するか、一定期間ごとに手動で時刻を修正頂く必要がございます。

手動時刻補正の手順と NTP 補正の方法は以下の通りです。

手動時刻補正手順

1)レコーダー画面上でマウスの右クリックを押して表示されるポップアップ画面から「設定」を選択します。

2)設定画面が表示されますので、「システム」を選択し、メニュー内の日時設定の「⏎」押します。

3)ポップアップが表示されるので下記チェックボックスにチェックを入れて時刻を修正します。

4)下記図のような通知が表示されるので「はい」を押してレコーダーが再起動したら完了です。

NTP 補正設定手順

1)レコーダー画面上でマウスの右クリックを押して表示されるポップアップ画面から「設定」を選択します。

2)設定画面が表示されますので、「システム」を選択し、メニュー内の NTP を ON にし ⏎ を押して NTP サーバーを設定します。

3)NTP の詳細設定を設定します。

設定内容は下記図を参照してください

設定手順
  1. NTP サーバーアドレスを入力
  2. 時間帯を設定(日本の場合、下記図と同じ設定をしてください)
  3. NTP 補正を周期事に実施するか時刻指定で行うか、1回のみか設定できます。
  4. (3) で周期事又は時刻指定とした場合に詳細なタイミングを設定します。

以上で設定は完了です。確認ボタンを押していき最後に表示される設定の保存のポップアップで「はい」を選択してください。

注意1:レコーダーをローカルネットワーク内で使用しており NTP サーバーへ接続できない場合

レコーダーをローカルネットワーク内で使用しており NTP サーバーへ接続できない場合、ローカルネットワーク内の PC を NTP サーバーとして使用できます。

やり方については下記を参照してください。

WindowsPC を NTP サーバーにする方法

注意2:レコーダーの時刻が 10 秒以上進み方向にズレている場合、NTP 補正は行われません。手動で時刻を修正する必要がございます。

レコーダーで NTP 補正する場合、レコーダーの時間が実際の時間よりも進み方向にズレている場合、ずれが 9 秒以内であれば補正しますがそれ以上にズレていると補正しません。

理由は下記図の通りで、進み方向にずれてしまうと時刻を補正した際に被る部分(下記図の黄色部分)のデータを上書きし以前の録画データが消えてしまう為です。

この為、進み方向に9秒以上ずれていた場合 NTP で自動補正は行われず手動で補正する必要があります。

また 9 秒以内の場合 NTP により自動で補正されますが、その間のデータは消えずにレコーダーのメモリ内に保存されます。

保存されたデータはウェブブラウザのアドレス欄に下記の通り打ち込むと閲覧ができます。

http://<レコーダーの IP アドレス:レコーダーの web ポート>/cgi-bin/timedup.cgi

実際に閲覧するまでの動画を参照してください。

動画

なおレコーダーの時刻が遅れる方向にずれていてそれを修正する場合はデータの上書きの心配がない為、制限はございません。