行列管理
行列管理とは列に並んでいる人の数と各人の待ち時間を表示する機能です。
設定手順
1. リソースを割り当てる
Web ビューアにログインし、環境設定>システム>リソース割り当てと移動します。
「行列管理」を選択し、「保存」をクリックして実行します。
自動的に再起動されますので、再起動後再度ログインします。
2. エリアを指定し、ルールを設定
環境設定>行列管理に移動します。
「範囲内人物行列形成」「待機時間検知」「リアルタイムデータアップロード」をそれぞれ有効化します。
範囲の追加をクリックし、画面上に検知エリアを描写します。
ライブ画面上でクリックして指定したいエリアの 4 頂点を指定し、右クリックで描画を完了します。
行列と待機時間のルールを設定します。
設定項目
- 範囲内行列形成設定:エリア内の行列を認識するための条件を設定します。
- アラームしきい値「0」:0人より多い(1人以上)並んだ時に行列と認識するという意味
- 待機時間検知設定:待機時間を検知するための条件を設定します。
- アラームしきい値「5」:5秒以上人が待機すると待機時間としてカウントするという意味
「保存」をクリックし、設定を確定します。
3. スケジュール・検知時の動作を決める
行列管理を有効にするスケジュールを設定します。バーをクリックすると、時間を指定できます。
行列・待ち時間を検知した際に作動させるリンク動作を設定します。
4. 検知結果の表示
Web ビューア上(リンケージメソッドで監視センターへの通知を ON にした場合)
ライブビューを使用し、リアルタイムで監視が可能です。
並んでいる人の人数や待ち時間の表示ができます。
iVMS アプリ上(リンケージメソッドで監視センターへの通知を ON にした場合)
iVMS アプリを開き、一般アプリケーション>システムイベントよりリアルタイムの検出結果が見られます。
キャプチャした画像はダウンロードおよびメール送信が可能です。
通知メール(リンケージメソッドでメール送信を選択した場合)
エリア検知した旨のメールが届きます。メールには検知した日時やカメラ情報の他、カウントした人数、ライブ映像のキャプチャ画像が確認できます。