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IPv4 回線でポート開放による遠隔監視設定

カメラを遠隔接続する方法は P2P 接続以外にポートを開放する方法もあります。

ルーターでポート開放(ポートフォワーディング)する方法です。

ポート開放可能か確認する

ポートを開放するにはいくつかの条件を満たす必要があります。

設定手順

(1)使用しているインターネット回線が IPv4 回線または IPv4 over IPv6 回線でポート開放可能なインターネット回線であること

IPv4 over IPv6 回線の場合、ポート開放可能かはこちらの記事をご参考してください。

(2)使用しているルーターがポート開放可能なモデルであること(プロバイダーからレンタルしている場合ポート開放ができないルーターもございます)

(3)開放しようとしているポートが他の機器で使われていないことの確認

(4)固定 IP オプションか DDNS サービスに加入していることを確認(どちらかのサービスに加入していないと定期的に IP アドレスが変わり遠隔接続できなくなります)。

DDNS 設定方法

DDNS サービスを使用される場合、カメラの DDNS 設定方法は こちら

ポート開放の設定の準備

ポート開放のためにカメラの IP アドレスとポート番号を確認します。

設定手順

(1)SADP ツールのインストール

カメラに同梱されている CD-ROM を PC で読み取り、カメラ用ソフト SADP ツールを PC にインストー ルします。

SADP ツールダウンロード

ソフトウェアは こちら からもダウンロード出来ます。

設定手順

(2)SADP ツールを起動しカメラを検索する

SADP ツールを起動すると同じネットワーク内にあるカメラが見つかりますので、カメラの IP アドレスをメモします。

設定手順

(3)ルーターでポート開放(ポートフォワーディング)を設定する

ルーターにて(2)で調べた IP アドレスとカメラの遠隔接続用ポート(8000)を開放します。

ポート開放のやり方はルーターを製造しているメーカーや機種によって違う為、事前に確認が必要です。

今回は例としてバッファローの BHR-4GRV2 というルータでポート開放します。

バッファローのルーターを使った場合の手順

(1)ネットブラウザを立ち上げて検索窓に Ⅱ で確認したゲートウェイの番号を入れます。 本例だと 192.168.0.2 を入力します。

(2)ルーターのログイン画面がでるのでユーザー名とパスワードを入力しログインます。

(3)ログインしたら詳細設定(赤枠)をクリックします。

(4)ページが切り替わったら左側のメニューから「セキュリティ」⇒ ポート変換を選択します。

(5)ポート変換の新規追加の赤枠部分を入力します。

TCP/UDP⇒ 任意の TCP ポートを選択任意の TCP ポート/UDP ポート ⇒ レコーダーのポート番号を入力(本例では 5445)

LAN 側 IP アドレス ⇒ レコーダーの IP アドレスを入力(本例では 192.168.0.53)以上を入力して新規追加をクリックします。

(6)ポート変換情報に(5)で設定した情報が登録されたら設定完了です。

スマートフォンアプリ(Guarding Vision)の設定

設定手順

(1)トップ画面右上の+ボタンを押します。

(2)ポップアップが表示されるので手動追加を選択します。

(3)タイプ通知を押します。

(4)タイプで IP/Domain を選択します。

(5)アドレス(カメラ設置場所のグローバル IP もしくは DDNS)、ポート(ルーターでポート開放したポート番号)、ユーザー名、パスワードを入力します。

以上で設定完了です。