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接点信号の伝送

エンコーダー、デコーダーには接点入力端子とアラーム出力端子がついてます。

この端子を使って、接点信号を遠隔に伝送できます。

具体的な使用例

具体的な使用例の一つとして照明の入切信号をインターネット経由で伝送し照明の ON/OFF を操作するといった事ができます。

本例以外にも工場設備の緊急停止信号を遠隔へ伝送して中央監視室へ送ったり、接点入力が ON になったらメールを発報するといった事も可能です。

メール発報機能はこちらを参照してください。

ここでは接点入力の遠隔伝送の設定方法を紹介します。

例としてデコーダーに入力した照明の入切信号をエンコーダーへ伝送しエンコーダーから出力する設定を紹介します。

デコーダーの設定

エンコーダーと接続

デコーダーの設定画面からリモートの項目を選択し、接続するエンコーダーの IP アドレスや ID、パスワードを入力しエンコーダーと接続します。

エンコーダーとの接続に関して詳しくはこちらを参照してください。

センサー入力の有効化

エンコーダーの左設定メニューのイベント ⇒ センサーを選択。

右画面のセンサータイプから N/O(ノーマルオープン)か N/C(ノーマルクローズ)を選択します。

次にスケジュール表内のセンサー On を選択し、スケジュール表をセンサー ON が機能するようにスケジュール表を変更します。

センサーが稼働するスケジュールは青色になります。設定が完了したら適用をクリックします。

デコーダーの接点入力端子に照明入切信号の線を接続

デコーダーの接点入力端子の1と GND もしくは2と GND に信号線を接続します。

以上でデコーダーの設定は完了です。

エンコーダーの設定

デコーダーでセンサー入力を検知した際の動作設定

デコーダーでセンサー入力を検知した際にアラーム出力接点が ON になるように設定します。

エンコーダーの設定メニュー「イベント」⇒「Notification」を選択し、右画面のリモートの警報1にチェックを入れて適用を押します。

これでデコーダーのセンサー1端子でセンサー入力を検知した際にエンコーダー側のアラーム端子1でアラーム接点が ON となる設定が完了しました。

以上で設定は完了です。