カメラとレコーダーや画像サーバーまでのケーブルに種類と長さは
監視カメラで使用しているケーブルはテレビアンテナ等とほぼ同じ同軸ケーブルです
規格は3C-2Vや5C-2Vで太さが異なります
使える長さは3C-2Vは100mまで 5C2Vは300mを目処としてください
監視カメラで使用されているケーブルのコネクタはBNCタイプです、
家庭のテレビなどに接続する時は変換アダプタを使用します
WDR(ワイドダイナミックレンジ)カメラとは
一般に太陽光の強い光の場所は10000Lux程度の明るさが有ります。
又事務所などの照度は500Lux程度の場合明るさが200倍になります、これは66db(デシベル)の差になります。
ワイドダイナミックレンジカメラは暗い所をシャッター速度を遅くして撮影し、明るい所を早くして撮影したりして
広い明るさで撮影する機能です。
赤外線カメラの特徴は
赤外線を照射してその反射を赤外線反応のカメラで撮影します
画像はモノクロとなりますが、真っ暗な中でも撮影が可能です
赤外線は人の目に見えませんので、赤外線カメラを使っている事は意識されません
赤外線と通常の可視光とはレンズの屈折率が異なる為、専用レンズの使用をお勧めします
可動カメラの配線は
可動カメラはカメラをコントロールする為に専用の制御ケーブルを使います
可動カメラの制御はRS-232Cを使用していますので長さは15mまでの規格となっています。
15m以上長く接続する場合はRS-422に変換します
カメラ制御のケーブルは 販売店又は問い合わせフォーム で問い合わせてください
カメラの近くにカメラ用の電源が無いのですが
カメラの近くにカメラ用の電源が無い場合は、画像用の同軸ケーブルで電源も合わせて送る
電源重畳ユニット を使います。
電源重畳ユニットは使用できるカメラに制限があります(消費電力)
カメラの使用電源が12V450mA以下で使用することが可能です
可動カメラを屋外で使いたいのですが
屋外用のPTZドームカメラを使用します。
屋外用のPTZドームカメラは一般にRS-485制御線を用います。
電源重畳ユニットを使用すると同軸ケーブル1本で電源の供給とRS-485制御及び映像信号をまかないます。
屋外で固定カメラを電動雲台で使う方法も有ります、 ワイパー付のハウジングも有ります
屋外で使用する場合はビデオケーブルの他にカメラ制御ケーブルと電源工事が必要です
固定カメラを屋外で使いたいのですが
屋外用固定カメラを使用してくさい(詳細はカメラのページ参照)
汎用の屋内用カメラを使用する場合はカメラハウジングを使用します
ヒーターとファンが付いたものを利用してください
カメラの画像がフリッカー(ちらつく)のですが
カメラのちらつきは幾つかの原因が有ります
多くの場合、フリッカー現象です、フリッカーは富士川より東側の電源周波数が50Hzの地域で発生します
原因はカメラの撮影枚数は1秒間に30枚(飛び越し走査で60)撮影します。
蛍光灯等は電源周波数に同期して明るさが変化する為、50Hz地域では1秒に100回明るさが変化しています
カメラの撮影が1/60で行われる為フリッカー現象が発生します
一般に50Hz地域で蛍光灯や水銀灯照明で使用する場合、フリッカーレス機能の有るカメラを使用します。
蛍光灯でもインバータ方式ではフリッカー現象は発生しません。
最近はインバーター方式が多くなっておりますので確認が必要です
バリフォーカルレンズとは
焦点距離を複数持ったレンズです(手動ズームと同じです)
通常2倍から6倍程度のズーム機能を有しています
カメラを設置した後で視野角を広げたい、遠くをもっと大きく見たい等の要求が多く出ていますので、
バリフォーカルレンズをお勧めします。
焦点距離を変更すると、ピントが変わりますので再調整してください
調節後はレンズにロックネジが付いていますので、締めてください
オートアイリスレンズとは
試写体の明るさに応じてレンズの中の絞りを自動調節する機能を持ったレンズです
絞りを調節する為にレンズの中に小さなモーターが入っており、カメラからの指示で自動的に明るさの調節を行います
オートアイリスの信号は2種類有ります DCアイリス方式 ビデオアイリス方式 です
カメラとレンズのオートアイリス方式を合わせてご利用下さい
弊社のVWCC-06は両方のレンズに対応しています
オートアイリスレンズの付いていないカメラはカメラの内部で電気的に明るさを調節していますが、暗い時にノイズが増えたり、日中の屋外などでは画面が白くなる場合が有りますので、可能な限りオートアイリスレンズ付をお勧めします
防水カメラは
防水カメラは屋外の使用に耐える防水効果を持っております
又、夜間は赤外線照射して真っ暗な所でも撮影可能な機種も有ります
防水カメラは密閉されていますので、水分が入らない設計になっていますから冬場の結露の問題を改善しています
防水カメラのピント調節などで蓋を開ける場合は晴天の乾燥した時に行ってください
直射日光の当たる場所での使用はフード付き又は日陰に設置する必要が有ります
ケーブルの配線はBOX等を使用して絶縁不良、接触不良に注意してください
ドームカメラのピント調節は
ドームカメラはドームで覆われていますのでバリフォーカルの視野角調節やピント調節はドームのカバーを外して行います
カメラのマニュアルにドームカバーの外し方が記載されています
カバーにキズを付けない様丁寧に取り扱ってください
電源重畳ユニットとは
カメラの設置場所近くに電源(100V)を引くことが出来ない場合、レコーダーや画像サーバー近くの電源から
同軸ケーブルに電源を合わせて送る装置です
カメラ側は映像信号を高周波に変換して電源と同時に送ります、レコーダーや画像サーバーは高周波の映像を通常のNTSC信号に変換しますので画像は鮮明です
電源重畳ユニットはケーブルの電圧ロスを考慮して通常より高い電圧で電源を送ります、カメラ側では12Vになるように自動調節されます
電源重畳ユニットの注文時に使用するケーブルの太さ(3C-2V、5C-2V)と長さ及びカメラの型式又は電流を連絡下さい、適切な電源(ACアダプタ)をセットして発送いたします。