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AIカメラの事務所への導入事例|人の動きを認識して高い防犯効果を発揮する方法

年末年始や夏季などの長期休暇中は、会社事務所の防犯リスクが高まる期間です。


外部から侵入する人を寄せ付けないためにも、防犯対策が欠かせません。


今回は、事務所に設置したAIカメラによって、防犯効果の高いカメラシステムを構築した事例について紹介していきます。


本記事の概要


AIカメラ 事務所 要約


お客様の問い合わせ経緯

当社にご相談くださったお客様は、会社の事務所に防犯カメラを設置したいとのことでした。


しかも、単に防犯カメラを設置するだけでなく、防犯効果の高いシステムを導入したいという希望がありました。

■お客様の課題

  • 長期休暇中に人がいなくなる会社事務所に防犯カメラを設置したい
  • 単なる設置ではなく、効果の高い防犯システムを導入したい

今回のお客様は、会社事務所の駐車場に人や車が侵入してきた際、音声を発することで威嚇して、侵入を阻止できるようなシステムを希望されました。


そこでアイゼックが提案したのが、AIカメラによって人と車両を見分ける機能と、音声とフラッシュライトによって警告、威嚇ができるシステムです。


AIカメラが画像を分析して侵入者を検知~音声とフラッシュライトで警告・威嚇もできる防犯システム~

AIカメラ事務所 解決

今回の事例で導入したAI機能が付いたカメラは、モーション検知機能と組み合わせることで、監視映像内に動きがあった際、正確に人と車両を区別して認識することが可能です。


音声やフラッシュライトによる警告・威嚇の誤作動をなくす上でも、非常に有効な機能としてその効果に大きな期待が寄せられていました。


お客様にAIカメラを使った防犯システムを提案したところ、大変満足いただけました。


AIカメラを使った防犯システムについて、製品に関する詳しい機能なども交えながら、詳細を説明していきます。


機能1:AI機能とモーション検知機能を組み合わせたシステム

AIカメラ 事務所 機能1 AIカメラは、モーション検知機能と組み合わせることで、その性能を最大限に発揮することが可能です。


モーション検知機能とは、監視映像の中で、物や人が動いた時、その変化を検知して監視者に通報する機能です。


メールや音で監視者に知らせるだけでなく、自動で警告音を発したり、警告灯を点灯させたりすることもできます。


非常に優れた効果を発揮するモーション検知機能ですが、本来検知する必要のない画像内の動きまで検知してしまう点が難点でした。


例えば、カメラの前を鳥が横切ったり、風で木の枝が揺れたりするだけでも検知してしまうことがあったのです。


この難点を解決したのが、カメラに搭載されたAI機能でした。


AIのディープラーニングによって人や車が映り込んだ場合にのみ検知できるようになり、誤検知を防げるようになりました。


今回の事例では、この2つの機能を組み合わせることで、誤作動がなく、非常に高い防犯性が期待できるカメラシステムを構築することができました。


機能2:音と光で侵入者を威嚇

AIカメラ 事務所 機能2 さらに今回の事例では、音声やフラッシュ発光機能も搭載したカメラを提案しました。


防犯カメラシステムが、人や車両を検知した際、カメラを設置した場所で音を発したり、フラッシュライトを点滅させたりすることができる機能です。


通常であれば、スピーカーやフラッシュライトを追加で設置する必要がありますが、今回提案したカメラの場合は、最初からカメラ機能の一部として音声発報機能とフラッシュライトが搭載されていたため、最小のコストで導入することができました。


発報する音声は、カメラに初期登録されているサイレン音に加えて、オリジナル音声データを登録することが可能です。


不審人物の侵入を防ぐための警告音声を発することができ、お客様にも高く評価いただけました。


機能3:離れた場所からでも、ノイズのない音声を発報

今回導入したAIカメラには、音声とフラッシュライトの発光機能が搭載されていましたが、このおかげで音声データを転送するための追加の配線も不要となったメリットがありました。


通常は、レコーダーから音声データをスピーカーまで転送して、設置場所で警告音を発するのですが、アナログ配線の場合、わずか数十メートルで音割れが起こってしまいます。


その原因は、アナログ音声がノイズの影響を非常に受けやすいためです。


カメラ自体にスピーカーが備わっていれば、レコーダーとカメラの設置場所がそれぞれ離れている場合でも、信号を送るだけで音声を発することができ、音割れも回避することが可能です。


多機能なAIカメラがあれば、多種多様なニーズに応える防犯カメラシステムの構築・導入ができることが証明された事例でした。


より詳しい機能はこちらから▷『AIカメラ ILC-4M79製品ページ』

事務所に防犯カメラを設置する重要性

当社にご相談いただいたお客様に、AI機能付きカメラを使った防犯カメラシステムの導入をご提案させていただいたところ、便利であると喜んでいただきました。


今回の事例と同様に、事務所の防犯カメラニーズが急増しています。


事務所のセキュリティ効果を高めるためにも、導入を検討してみてはいかがでしょうか。


以下では、お客様からご相談いただくお悩みの一例をご紹介します。


(1)社内の不正を抑止する効果、防犯の監視

社内で行われる不正は、多くの経営者の方々が頭を悩ませている問題です。


「売上金の一部がなくなる」「社員ロッカーで紛失物が相次ぐ」「個人情報・機密情報が社外に持ち出されているかもしれない」。こうした不正行為のほとんどが、監視の目がない時間帯に行われています。


もちろん、不正が横行しないような制度・体制を構築することも重要ですが、まずは防犯カメラの設置によって、抑止も効果的です。


監視の目がある、という事実だけでも、不正行為を行う意欲をなくさせる他、音声機能付きのカメラで特定の音声を登録しておけば、注意喚起の効果もあり、社員同士がお互いの行動を意識することができます。


特に近年は、スマートな見た目の監視カメラが多く販売されていますので、社内の景観を損ねる心配もありません。


むしろ、カメラの設置によって、防犯意識の高さをアピールすることができると言えるでしょう。


(2)来客の監視と対応業務の省力化

映像によって来社されたお客様を確認できるようになるため、受付の対応をスムーズに行うことも可能です。


あらかじめ映像で来社された方の顔を確認することで、担当者が出迎えることができるため、お客様への印象も良くなるでしょう。


また、配送会社など日常的に出入りが多い業者への対応を省力化する効果も期待できます。


音声機能付きのカメラを利用することで、対面での応対なしに遠隔から業者との会話、指示ができるようになり、社員の業務負担を軽減することにつながります。


(3)駐車場など敷地内の監視にも高い効果を発揮

防犯カメラを設置する上で、とても重要なのが、人の出入りをきちんと管理することです。


それは事務所内に限った話ではありません。


社用車の車上荒らしなどのリスクから守るためにも、駐車場など敷地内に監視カメラを設置するのがおすすめです。


不審な車両の出入りを抑止できる他、敷地内に侵入した車両の車種や登録ナンバーを確認・記録することができ、万が一の犯罪被害の際、重要な参考データとなります。


敷地内の設備や備品に盗難被害にお悩みの場合、こうした記録データはしっかりと保存して、防犯体制の強化につなげましょう。


不審者の侵入を抑止する他にも、ゴミや不用品などの廃棄物の不法投棄を監視できるなど、さまざまな効果が期待できますから、ぜひ導入を検討してみてください。


お客様のニーズに応える提案力と知識がアイゼックの強み

外部からの不審者の侵入を監視・威嚇できる事務所向け防犯カメラシステム。


さらに、社内の不正の抑止、来客対応の省力化といった効果も期待できることが分かりました。


AIによる画像分析によって、より高い防犯効果を発揮することが可能ですから、既存の防犯カメラシステムからの入れ替えを検討されている方にも、おすすめです。


アイゼックでは、お客様が想定する用途や幅広いニーズに対応する防犯・監視カメラシステムの構築を行っていますから、気になることがあればお気軽にお声がけください。

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