# エンコーダーやIPカメラを複数接続する

LAN-HD264DにはLAN-HD264EやIPカメラを最大4台まで同時に接続することができます。
ここではこのようにエンコーダーやIPカメラを複数接続する方法を紹介します。

# 接続手順

# 事前準備

  • エンコーダーをつなげる場合:
    エンコーダのIPアドレス設定、及びポート開放を行ってください。
    手順はこちら (opens new window)参照してください。

  • IPカメラを接続する場合:
    事前にIPアドレス、ポート番号などを確認してください。

# 1. 設定画面を開く

LAN-HD264Dの設定画面を開きます。設定画面を開く方法はこちら参照してください。

ネットワーク設定より、「リモート」タブを選択します。

# 2. それぞれのカメラ、エンコーダーを接続する

リモートタブは全部で4つあり、それぞれに、IPカメラやエンコーダーの情報を記入することで接続が可能です。

# 2.1 LAN-HD264Eと接続する場合

入力項目 意味/推奨設定
Remote Type Normalを選択
Media Protocol TCPを選択
Address LAN-HD264EのIPアドレスを入力
Port LAN-HD264Eのポート番号を入力
Remote Channel Channel#1を選択
Use Streaming Server Off
SS IP Address 初期値0.0.0.0。設定しません。
SS Port 初期値2222。設定しません。
ID adminを入力
Password LAN-HD264Eのパスワードを入力
Overlapped Connection Disableを選択

# 2.2 IPカメラと接続する場合:

IPカメラはRTSP接続、ONVIF接続の2つの接続方法があります。

  • RTSPでIPカメラと接続する場合
入力項目 意味/推奨設定
Remote Type RTSPを選択
Media Protocol TCPかUDPを選択
Address rtsp://IPカメラのID:IPカメラのパスワード@IPカメラのIPアドレス/1/stream1を入力
Port RTSPポート(554)を入力
ID IPカメラのIDを入力
Overlapped Connection EnableまたはDisableを選択

  • ONVIFでIPカメラと接続する場合
入力項目 意味/推奨設定
Remote Type ONVIFを選択
Media Protocol TCPかUDPを選択
Address IPカメラのIPアドレスを入力
Port IPカメラのHTTPポートを入力
ID IPカメラのIDを入力
Password LIPカメラのパスワードを入力
Profile 設定画面右下のGet Profile Listをクリックし、プロファイルを取得
Overlapped Connection EnableまたはDisableを選択

IPカメラのHTTPポートはメーカーによって初期値が異なりますが
80,8000,8080が初期値として設定されていることが多いです。

赤枠のすべての項目を入力したら、画面右下の「Apply」をクリックします。

# 3.接続を確認する

Web ViewerのVideo&AudioよりInformationのタブを選択します。
接続に成功していると以下のように画面に中継中の映像のビットレートや表示されます。チャンネルごとに折れ線グラフの色がわけられているので、どのカメラやエンコーダーが接続されていないのか確認することができます。


接続が確認できない場合は再度リモートに戻り、項目がきちんと入力されているか、最後に「Apply」をクリックしたかを確認しましょう。

確認した後は実際に映像に問題がないかを確認しましょう。
右上の「Live」をクリックすると、下図のように接続したカメラやエンコーダーの映像を見ることができます。

これで接続は完了です。

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最終更新日: 3/1/2023, 7:37:26 AM