SNMP で機器の状態を監視する
LAN-HD264 シリーズでは、SNMP をつかって画像伝送装置の状態を監視できます。
接続手順
TWSNMP を立ち上げます
管理ツール>ノード検索をクリックします。
開始アドレス、終了アドレスを入力します。
今回は IP アドレス 192.168.0.72 のノードを追加したいので両方とも 192.168.0.72 を入力します。
ノードが追加されるので右クリック> SNMP 管理> MIB ブラウザをクリックします
追加をクリックします
enterprises を選択し、選択をクリックします。
実行をクリックします。
MIB 情報が出力されるので、保存をクリックし、取得結果のテキストファイルを保存します。
出力結果と MIB 定義ファイルを見比べます
MIB 定義ファイルとは
MIB 定義ファイルは KEX-MIB.TXT と KEX-TABLE-MIB.TXT の二種類が存在します。
KEX-MIB.TXT が先に読み込まれます。
出力結果 4 行目の V3.005B01_T100 を見て、FW のバージョンだとわかれば K EX-MIB.TXT の赤枠部分がシステム関係のステータスとわかります。
同様に出力結果の下 2 桁が 4 行ごとに 1 ずつ増加して 18 まで増えている行があります。
KEX-TABLE-MIB.TXT では chStatusEntry が 18 まで定義されているので enterprises.40686.1.2.3.1.xx は chStatusEntry 関係の出力結果と推測できます。
7 番目の"chCurBitRate"と 11 番目の"chCurFrameRate"が bps と fps の値と推測できます。
192.168.0.72 のブラウザ設定画面でもほぼ同じ値の bps と fps が確認できたので取得したい OID は上画像の赤枠で囲った部分であると絞りこめます。